後見人は、個人が受任する場合と法人が受任する場合があります。
法人が後見人になることで、以下のようなことが可能になります。
(1)多くの人の知恵やノウハウを活かした対応
法人後見の場合、組織が支援を行いますから、組織力を発揮して、複数のスタッフで知恵を
出し合って対応したり、業務を分担したりすることが可能です。
また、被後見人等との相性を考慮した従事者を柔軟に配置することができます。
(2)複数の目線で管理
後見人は財産管理が主要な職務の一つであり、高い倫理性と適切な管理が求められます。
法人後見は、組織的な管理運営により被後見人等の財産管理を適切に行い不正防止を図り
ます。
(3)長期にわたる受任
知的障害・精神障害など年齢が比較的若い方の場合、何十年と長期にわたってサポートが
必要です。法人後見なら、担当者の変更も弾力的に行えるので、後見人自身の健康などの
理由で職務に支障をきたすことはありません。
(4)相性を考慮した担当者の決定
後見活動を行う上で、被後見人との相性は大変重要です。 法人内の多数の会員の中から、
被後見人と相性が良い担当 者を選ぶことができます。
神奈川健生成年後見センターは、
個々の会員の豊富な経験と、
法人としての団結力を生かして皆様のご支援に努めます。